それまでホスト物やキャバ嬢物が一般的だった水商売系漫画に『スカウトマン』という全く新しい切り口で殴りこんできたこの新宿スワンは、当時のヤンマガ読者にも大きな衝撃を与えあっという間に同誌の看板作品となりました。
作者の和久井健先生のスカウトマン時代の実体験を元に描かれているだけあり、他の作家がいくら取材を重ねても表現できないような圧倒的な『生感』『ライブ感』がこの作品最大の魅力です。
筆者は劇場版も見ましたがキャラのヴィジュアルや作品の世界観含め、近年の漫画原作物の中ではかなり良い出来だっと思います。
綾野剛がタツヒコ過ぎる!
ストーリー
スカウト会社“バースト”の見習い社員となった白鳥(しらとり)タツヒコ、19歳。街角でギャルに声かけて、お水のシゴトを斡旋(あっせん)し、紹介料でメシを食う。そんな歌舞伎町ディープビジネスの世界に飛び込んだ彼を待っていたのは、何よりもカネがモノをいう弱肉強食の掟だった……!! 日本最大の繁華街の雑踏に立ち、覗き込んだ裏社会のリアル。歌舞伎町のスカウトほどサイテーで最高な商売はない!!
出典:www.amazon.co.jp新宿スワン
劇場版
映画『新宿スワン』本予告 2015年5月30日公開
女をアゲて、男を上げろ。 生きのこれ!歌舞伎町スカウトバトル。 ヤングマガジン(講談社)で連載直後から熱狂的な人気を誇るモンスターコ...
新宿スワン DVD
土竜の唄(もぐらのうた)【潜入捜査官】
新宿スワンや闇金ウシジマくんのような裏社会のリアリティーを期待して読むといまいちシックリ来ないと思いますが単純にコメディー作品として読むぶんには充分楽しめると思います。
キャラクターデザインやファッションも独特で好きな人にはとことん刺さる作りになっており良くも悪くもクセの強い個性的な作品です。
また、2014年には生田斗真さん主演で映画化され原作コミックス同様、大ヒットを記録しております!
ストーリー
警視庁谷袋署の交番勤務で、警察の問題児である主人公の菊川玲二が、広域暴力団数寄矢会(すきやかい)の会長、轟周宝(とどろきしゅうほう)を逮捕するため、モグラ(潜入捜査官)として同会に加入。ヤクザであるがゆえの血生臭い修羅場と、モグラであるがゆえの宿命(味方を敵に回し、敵を守らねばならない)の渦巻く中で、正義感と悪運を武器に玲二が活躍する姿を描く。
出典:ja.wikipedia.org劇場版
土竜の唄 潜入捜査官 REIJI 予告
土竜の唄 香港狂騒曲 DVD
塾生★碇石くん【塾生】
今回のテーマである『裏社会・職業物』とは少し違うかもしれませんが、一応、不良少年の主人公が半・塾講師的な立場で他の問題ある塾生達を指導していくといったストーリーなのでご紹介させていただきました。
前身の『ヤンキー塾へ行く』含め、荒木光先生の作品は等身大でリアリティーある若者表現が最大の魅力です。いわゆるDQNキャラのセリフ回しや動かし方が本当に秀逸で、今や何の雑誌かよく分からなくなってしまったヤングマガジン誌において唯一、古き良き時代のヤンマガイムズを継承した作家さんと言えると思います。
話は『ヤンキー塾へ行く』へ戻りますが、僕は羽川茶子(はがわちゃこ)ちゃんが大好きです!
茶子ちゃんには新時代の『萌え』をビンッビンに感じます!
こればっかりは皆さんにも是非その目で確かめていただきたい!
おすすめです!
ストーリー
夢の宇宙飛行士を目指し、塾に通っている無口すぎる元ヤンキー・碇石(いかりいし)くんは同じ塾の留年生・対馬比呂奈(つしま・ひろな)の抱える問題に直面する。頑張ることから逃げるばかりの彼女は、進級できなかったことで自暴自棄になっていた。「自分を変えたい」と願う比呂奈と、碇石くんは向き合う決意をする――! 高校一年生のラブ&ドリーム! 『ヤンキー塾へ行く』の“塾編”スタート! 偏差値70の元ヤンキーによる偏差値39の留年少女、再生計画!!
出典:www.amazon.co.jp塾生★碇石くん
闇金ウシジマくん【闇金融】
作者の真鍋昌平先生はその非常に高い取材力でも有名で、読者としてはこれ、どう見ても先生の体験談だよね・・?と思ってしまうほど・・
とにかくリアル、その業界で生きるキャラクター達の全てが眩暈がするほど生々しく描かれております。
中でも『フーゾクくん』編、『フリーターくん』編、『サラリーマンくん』編は突出しており、ファンの間でも神の3シリーズとして伝説化している程です。
そのあまりにもリアルな描写から実際に登場人物と近い境遇にいる方が読むと鬱状態に陥る危険性もありますが、間違いなく裏社会物漫画の最高傑作と呼べる作品ですのでまだ読んだ事の無い方は是非、手に取ってウシジマワールドを体感していただきたいと思います!
ストーリー
丑嶋馨が経営する闇金融『カウカウファイナンス』は、10日5割(トゴ)の超暴利。物語は、そんな『カウカウファイナンス』に訪れる客と、その関係者の様々な人間模様、そして社会の闇を描いたものである。
出典:ja.wikipedia.org