凄く簡単に言ってしまうとDJというのはまず、プレイヤーAで曲を再生し、その間次に再生したい曲をプレイヤーBにロードし、ヘッドフォンでその曲のピッチと再生ポイントを決めます。
そしてプレイヤーAの曲が終わる直前にプレイヤーBにセットしておいた曲に切り替えます。
プレイヤーBの曲が再生されたらまたプレイヤーAに次の曲をセットして・・
この繰り返しで持ち時間2時間なら2時間の間、曲を途切れる事なく再生しフロアを盛り上げていくのがDJの仕事となります。

これも詳しく書いてしまうと未経験者の方は混乱してしまうと思いますので、まずは最低限、DJをするのに必要な5点セットを下のイラストにまとめてみました。

音源を再生するのに必要なプレイヤーです。上で説明した通りDJは交互に連続して楽曲を再生していくため最低でも2台のプレイヤーが必要となります。
再生する音源の種類によって『レコード用』『CD用』『USB用』『PC音源用』と様々なタイプが存在します。(これに関しては後程詳しくご説明したいと思います。)

この機材で2台のプレイヤーの楽曲の音量などを調整しMIXしていきます。
また最近のミキサーはほとんどがエフェクター内蔵型となっておりますのでエフェクト処理もここで行います。

音源⇒プレイヤー⇒ミキサー⇒の順番で流れて来た楽曲を最終的にここから外へ出します。家で使うにはアンプ内蔵型、2ウェイ(低音と高音が別々の出口から出る）のモニタリング用の物を選ぶと良いでしょう。

これは特に決まりはありませんが欲を言えば最低5000円以上のモニタリング用のヘッドフォンを選びたいところです。
というのも、低価格帯のリスニング用途の物は低音が妙に強調されていたり音域毎に不自然な味付けがされているものが多く、拍が取り辛い上にモニターしている音と出音が全く違ってしまうなんて事がよくあるからです。
ヘッドフォンはDJの命です。多少値が張っても良い物を選びましょう！

上で紹介した各機材を接続します。初めてミキサーの背面を見ると、RCA(ピンケーブル）ミニケーブル・フォノケーブル・XLR(キャノンケーブル)と何やらたくさんの入出力があり混乱してしまうかもしれませんが基本的に家用のセットアップならば『RCA(赤白)をメインに使用する』と覚えておけば問題ないでしょう。(アナログプレイヤーをセットに組み込みたい場合はフォノを使用します）

おそらく皆さんがDJを始めようと思った時にこれが一番の問題になるかと思います。DJ機材は一つ一つがとにかく高額です、CDJ2台にミキサー1台、更にモニタリングスピーカーにヘッドフォン・・・
全てPaioneerの最低ランクモデルで揃えても20万円近くというお値段になってしまいます・・。

さすがにこの値段だとおいそれと気軽に購入する訳にはいきませんよね。

そこで僕がおすすめしたいのはプレイヤー2台とミキサーが一体型となったこのXDJ-R1(PioneerDJ)です！
これなら同グレードのCDJ 2台とミキサーを別々に買う半額程度の値段で済みますし配線の手間やスペース確保の心配もほとんどいりません。
そして何よりこのXDJ-R1、10万円弱という価格では考えられない程の様々な機能が詰め込まれた超ハイスペックマシーンなんです！

更に、このXDJR1はiPad・iPhoneとの連携がマジで素晴らしいのでアップルユーザーの方には特にオススメです！

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