定期預金
お金を持っている人は、一つの銀行にまとめたお金を預けて、金利を銀行と交渉してみるのも一つの方法ですね。ただ、一つの銀行で1,000万円以内なら、銀行が潰れても国が保証してくれますが、それ以上については保証がありませんのでご注意を。
こんなことできる人は、すでにやっているでしょうし銀行からも話しは来ていると思いますので問題ないですよね。
未来の自分へ受け渡す為には、自動積立ですね。
お金があるとすべて使ってしまう
知らないうちにお金が無くなっている
お金は貯めたいがいつでも使えるようにしたい
そんな方は自動積立をすることで、ご自身のルールを作って銀行が実行してくれるので、給与が入ったと同時に引き落としになっていれば、すぐに使ってしまう人でも心配ないですね。わずかですが金利も普通預金より良くなります。
メリット、デメリット
基本解約手続きをしないといつまでも続いて引き落としされる。
金額や期間など自分で設定できる。
途中解約が簡単に出来る上に金利が少ないため、なくなってもリスクと思い踏みとどまることができない。
国債
国債は、購入するものによって3年満期や10年満期、30年満期などいろいろな期間があります。自分で期間を自由に設定はできません。最低購入額なども購入場所によって異なってきます。
例えば、10年後に自宅を購入するための費用として残そうと思うが、銀行だと金利がたいしてつかないな。などと思ったら、購入しても良いかもしれませんね。
メリット、デメリット
国にお金を貸してあげる形になりますので、買ったお金は国が全額保証してくれます。
途中解約すると直近約一年間分の利子もらえない。
保険
これは利率は大変にいいですが、60歳以上になるまで積立続けることが条件となってきます。短い期間ではできません。
個人年金より利率は下がりますが、生命保険型で自由な期間、自由な金額を設定することができます。
子供の大学入学金のために
○歳で自営をするための資金作りに
万が一自分が死んだときは貯金だけでは難しい
学資保険がありますが、私からすれば小学校入学や中学校入学、高校入学といったときにお祝い金としてお金がもらえますが、あくまで自分が積立てたお金が崩れているだけですので、最終的にもらえる金額からすると利率はたいして良くないので、子供を育てるうえで一番お金がかかるであろう大学入学時のお金を工面できるようにしたいと考えました。
保険会社も集めたお金を債券や株式で運用してお金を増やすので長い期間預けていただくことで利率を大きく上げることができます。無理をしない程度で自分に合った保険に入っておくのも一つの方法かと思います。
メリット、デメリット
国債とは違い、その時々の金利が反映されて利率変動するので、今後インフレになったとして、時代に反映されたお金を受け取れることができる。
自分の未来を考えて、お金が一番ほしい時にお金が受け取れるように設定ができる。途中で死んでしまっても、死亡保障があるので、残された人にはそれなりのお金が入るようになる。(例えば、学資保険なら全額が払い済みとなり、契約時の受け取れる金額が保証される)
途中解約をすると今まで預けたお金が減って返ってくることになる。
投資信託
銀行預金や保険ですと国がインフレになった時には取り残されてしまう状況になりますが、投資信託を行うことで経済状況にあった資産が手に入れることができます。経済状況といっても自分で考えるのでなく、運用のプロであるファンドマネージャーにお金を預けることによって運用をしてくれます。運用の種類は様々でありますが、最低期間が短いものもありますし、金額も安く始められるものもあります。また、投資先も国内外の株価指数、株式、不動産、債券など、組み込む資産は多種多様にありますので、自分がどこに比重を置いた商品がいいのか経済に大きく左右されるものがいいのか、経済にはあまり左右されないものがいいのかなど色々な商品がありますので各会社で取り扱っているものも違ってきます。色々な銀行や証券会社で話しを聞いて始めるのもいいかもしれませんね。
メリット、デメリット
投資信託の基本は配当などもらわずに実績のあるプロに長期的に預けておくことが大切です。そうすれば、目先のお金でなく未来の資産につながっていくはずです。
株式投資
日々株(株式)を売買する。
一定の期間伸びしろのある会社の株を保有する。
値動きが小さい資産株を保有して配当を獲る。
配当はもちろん、株主優待を目的として株を保有する。
自分の考えで、株を売買することができますが、まとまった金額が必要となってきます。一つ一つの株は価格が違うため、最低購入金額が異なってきます。安い株は最低数万円~買えますが、最低でも数十万円する株や数百万円する株があります。ただこれはあくまでも現物取引というやり方を行った場合です。信用取引というのがあり、レバレッジ(てこの原理)を使って少ないお金で高い株を買うことができます。ですが、売買する期間が定められているため、最長でも数ヶ月単位で株を売買しなくてはなりません。
未来の資産として考えるのならば、信用取引は向きませんね。ハイリスクハイリターンですから。そのリスクを背負って売買して、貯金や資産株にお金を回す。なんて考えもできますけど・・・そこはあなた次第。
未来の資産として考えるのならば、安定した会社で配当は少なくても徐々に成長をするような会社を選ぶことによって、数十年後には何倍もの価格で株を売却できるかもしれませんからね。
[例えば、東北の震災の後に注目された東電の株ですが、原発の影響で株価が10分の1の価格になってしまいました。みなさん大騒ぎをしましたが、数十年前までの株価に戻っただけですので、長期保有の方は今までの配当分だけしか利益とならなかったという結果でした。会社が倒産したら資産価値が0円になるところでしたが、国が多くの株を保有している企業でしたから倒産しませんでしたね]
株式投資には絶対はありませんが、ただ銀行に預けておくより未来の自分へ大きな資産として残すことができるかもしれませんね。
メリット、デメリット
自身が保有した株式の会社が倒産しまえば、資産が0円になることもあります。その逆に保有している会社からヒット商品が生まれたり、開発される、また大企業に買収されることで株価が急に上昇することもあります。そんなタイミングで株を保有出来たら最高ですが、そんなことはなかなかできることではありません。
何千社とある上場企業の中から自分自身でこの会社なら上がるなんて思う会社を保有することができますので、選びたい放題ですね。そして、自分自身で売り買いをすることができます。ですので、損するも利益を出すことも自分自身で選ぶことができますので、自身の知識、情報力、運によって資産が動くので、楽しいと思う方もいらっしゃると思います。
まとめ
ただ、どれにもいい面もあれば悪い面もあります。利益が大きく出る話がある場合は、その分の損も考えなくてはなりません。長期的な契約であれば、いざ必要となった時には途中解約をすると大きな損がでてしまいます。何もせずに持っているだけであれば、物価上昇に合わないお金となってしまいます。(例えば、昔100円だった缶ジュースが物価上昇とともに110円、120円となっています)物価上昇しなければ国は潰れてしまいますので、上昇はしていきます。
借金をして運用を行う必要はないと思いますが、未来のためのお金つくりは必要となってきます。その一つとしてみなさんがやっている年金があります。(でも、年金はもともと集め始めた理由が全く別なだけにちょっと・・・)
今、未来、いつ?お金は必要ですが、そのお金はどこから生れてきますか?そこを考えて、無理なく、無理がおきないように資産を動かせればいいですよね。