マウンテンバイクは、ロードバイクやクロスバイクでは走ることができない荒れ地や山道を走行できる自転車です。
そのため、ロードバイクなどで必要な関連グッズと同じものを持っているだけでは本来の楽しみ方が出来ず、また予期せぬ事態が発生した場合にも対応出来ません。
そこで、ここではマウンテンバイクに必要なアイテムを紹介したいと思います。

真っ先に挙げられる絶対に手に入れておくべき関連グッズは、安全を確保するためのグッズです。
いわゆるガレ場と呼ばれる荒れた道を走行するためには自身の身体を守れるグッズを装備することが必須です。
そこで、まずは頭部を守るためのヘルメットを用意しましょう。

マウンテンバイクでは、山道やデコボコ道を走ったりすることもあったりと、高低差のあるようなところも多かったりするので、顎のガードまで付いているフルフェイスのヘルメットが良いでしょう。

目を保護するためのアイウェアはロードバイクのみならずマウンテンバイクでも必須となる装備です。
軽めにマウンテンバイクを楽しむだけであれば、サングラスっぽいアイウェアでも十分ですが、激しめのダウンヒルを楽しみたいという方は、ゴーグル型のアイウェアにした方が良いでしょう。砂埃などが入ってこないように全体を覆うようなものにすると良いと思います。

最後に防備としてプロテクターを装備しなければなりません。
プロテクターは肘と膝、さらに胸部に装着することが望ましいとされています。スピードを求めるのではないため、重量が増えることは気にする必要がなく、安全性を高めるために必要なグッズだと言えます。

山道で迷子になったときに備えてGPS付きのサイクルコンピューターも持っていきましょう。
最近ではスマートフォンにもGPS機能が搭載されていますが、転倒することが当たり前の山道では、衝撃に耐えきれずスマートフォンが破損することがあります。その場合に備えて、GPS専用機を用意しておくべきです。

アウトドア用応急処置セットも持っておくと安心です。
山中で怪我をするとすぐに助けを呼ぶことが出来ません。
ライド時は自分で一定の処置を行える救急セットを持ち歩きましょう。

山道を走行中は、振動が激しくすぐに飛び出してしまうため、ボトルケージにドリンクボトルを入れておくことが出来ません。
そこでおすすめのグッズがハイドレーションバックパックです。バックパックにドリンクを入れる部分があり、ストローのようなチューブを使って直接飲むことが出来るアイテムです。

運動中に水分補給は欠かせないものですが、ボトルケージが使えないため普通のドリンクボトルをリュックに入れておくことになります。それではいちいち止まってボトルを取り出さなければならなくなり、水分補給を怠りがちになってしまうことを避けられます。